3流高校の落ちこぼれが推薦で大学へ逆転合格して毎年テレビ出演するアーティストになった話1


自由に羽ばたけないカゴの中の鳥

      

「オレの人生、終わったな…」

 そう痛感した僕は15才、高校に入学した時のことです。

 高校受験を失敗した当時の僕は、絶望のドン底にいました。

 なぜなら、「学歴=成功した人生」だと信じ込んでいたからです。

 希望の進学校に合格することが、幸せで物質的に豊かな人生への第一歩だと思っていました。

 「大学進学率が高い有名高校に行って、高学歴な大学へ進学する。その後、大企業または公務員に就職して、家族を持ち、マイホームを建てて、一般的で安定的な人生を過ごす」

 これがもっとも良い人生だと、地方公務員の親から教育されていました。

 だから、高校受験に失敗した時点で、僕の人生は「負け組」決定だと感じたのです。入学早々、本当に魂が抜けてしまったかのようでした。

 高校生にしては覇気もなく、ダラダラとつまらない1日を繰り返す毎日を過ごしていました。

      

スーパー人見知りの凡人高校生

 僕は普段から人と会話をするのが苦手でした。というよりも、コミュニケーションを円滑にとることに抵抗があったのです。なので、友達も作りづらい高校生でした。

 クラスメートの女子となんてまともに話せないですし、会話のキャッチボールをすることが一番苦労していました。そして、さらにそれから逃げるように人を避けてしまっていました。

 個人対個人はもちろん、個人対団体はさらに苦手でした。特に、大勢の人前で話すことなんて、本当に無理だと感じていました。あがり症と赤面症、どもりなど恥ずかしい欠点を披露してしまうことで頭はいっぱいだったのです。

 朝のホームルームで学籍番号順に日直当番が周ってくる時は、本当に辛かったです。学校を休みたい衝動に駆られながらも、無理して人前で話そうとすると焦りと混乱で一言も言葉が出なくなります。喉がカラカラになり、急に何も話せなくなっていました。

 福島県の田舎で育ち、高校受験に失敗して生きる希望を失った、コミュニケーション能力が低い超凡人な高校生。それが15才の僕です。

公務員の親から入れられた「カゴの中」

つづく……

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